せたが屋 羽田空港店|第3ターミナル4階で24時間食べられるラーメン、鶏塩1,300円・席数・口コミ・創業の物語

羽田空港の第3ターミナル(国際線)に着いて、出汁のきいたものが食べたくなる。そんなとき、筆者が入ったのが、4階の江戸小路にある「せたが屋」です。24時間営業のラーメン店で、保安検査の前にあるので、飛行機に乗らない人も食べられます。
この記事は、筆者が2026年10月30日(金)の15時台に食べた体験と、2026年11月2日に確認した空港と店の案内、店主へのインタビュー記事、SNSや口コミの傾向をもとに、せたが屋の羽田空港店をまとめたものです。
先に結論
- 場所は、第3ターミナル4階の江戸小路。保安検査の前なので、誰でも入れます
- 24時間営業です。ただし、店のメンテナンスなどで、一時的に閉まることがあります
- 筆者が食べた鶏塩ラーメンは1,300円(10月30日の時点)。食券を券売機で買ってから、数分で出てきました。現金で払えました
- 席は、空港の案内で24席、店の案内ではカウンター10席とテーブル12席の22席です
- 店の始まりは2000年。環七沿いで魚介のラーメンを出して、行列ができる店になり、ニューヨークにも出ました
券売機のメニューと値段
券売機は、画面に写真つきのメニューが並ぶタッチパネルです。「English」と「汉语」のボタンがあって、外国語でも選べます。

10月30日に筆者が見た画面のメニューは、次のとおりです(税込)。
| 番号 | メニュー | 値段 |
|---|---|---|
| 1 | せたが屋らーめん | 1,500円 |
| 2 | 豚骨らーめん(全部入り) | 1,400円 |
| 3 | せたが屋つけ麺 | 1,600円 |
| 4 | 鶏塩らーめん(画面に「Chicken 100%」の表示) | 1,300円 |
| 5 | のり玉らーめん | 1,400円 |
| 6 | シビレ豚骨らーめん | 1,400円 |
| 7 | のり玉つけ麺 | 1,500円 |
| 8 | 味噌らーめん | 1,400円 |
| 9 | 辛味噌らーめん | 1,450円 |
| 10 | らーめん | 1,100円 |
| 11 | 豚骨らーめん | 1,100円 |
| 12 | つけ麺 | 1,200円 |
| 13 | お子様らーめん | 750円 |
トッピングは、麺の大盛りまたは替玉が200円、半熟味付玉子が200円、あおさのりが220円、のり増しが200円でした。
筆者が食べた鶏塩ラーメン
筆者は、到着してすぐ、せたが屋に入りました。前に2人ほどいましたが、すぐに入れました。

- 券売機で食券を買う方式です。筆者が行ったときは、現金で払えました。券売機には、硬貨と紙幣の投入口があり、画面には「クレジット」「電子マネー」「モバイル」の表示もあります。空港の案内には、クレジットカード(VISA、MASTER、AMEX、DINERS、JCB、SAISON)と、交通系IC、楽天Edy、iDが載っています
- トッピングも足せます。ビールなども頼めます
- 食券を買って席についてから、数分で麺が出てきました。出発まで時間がない人でも、使いやすいと感じました
- 席は、テーブルが4つほど、カウンターが5席ほどに見えました(筆者の目分量)
- スーツケースは、店の中や店の前のスペースに、固めて置く方式です

味は、塩味なのにコクがあります。鶏油(とりあぶら)でコクを出しているのかな、と筆者は感じました。ネギとゆずの皮が入っていて、いいアクセントでした。鶏チャーシューは3枚で、ヘルシーな感じです。半熟卵も入っていました。

店内の客は、8割ほどが外国人でした。筆者は、出国前に最後の日本食を食べにきた人が多いのでは、と感じました。

使い方のポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 羽田空港 第3ターミナル 4階 江戸小路(保安検査の前) |
| 営業時間 | 24時間。メンテナンスなどで、一時的に閉まることがある |
| 席 | 空港の案内は24席。店の案内はカウンター10席、テーブル6卓12席 |
| 最寄り駅 | 京急線とモノレールの、羽田空港第3ターミナル駅 |
- 同じ4階のつるとんたんは、筆者が行った15時台に10人以上の行列がありました。せたが屋は、すぐに入れました
- 電車の乗り方は「羽田空港から東京駅・品川・五反田への行き方」に、到着してからの動線は「羽田空港 第3ターミナルに着いたら」にまとめました
SNSや口コミで見つかった声
羽田店について、筆者が見た少数の投稿からの傾向です。全体の割合ではありません。
- 好意的な声:鶏塩のスープと麺、魚介の香りを好意的に書く声がありました。つけ麺のコクを評価する声もありました。早朝や未明に使えて、待たずに食べられたという声もありました。出発前の朝に食べた、という声もありました
- 気になる声:昼や日曜の夜に外で待つ人が出て、待ち時間が長かったという声がありました。ネギが多くて、鶏の風味が弱まったと感じた声や、接客や回転に物足りなさを感じた声もありました
- 外国人の客:外国人の客が多かったという声が、いくつかありました
筆者が行った15時台は、前に2人ほどいただけで、すぐに入れました。ただ、待ち時間は、曜日や時間、飛行機の到着が重なるかどうかで変わるようです。出発の前に食べるときは、時間に余裕を見てください。
駒沢の本店(17:00〜22:30)にも、夜に先客が数組いたという声と、塩ラーメンを好む一方で、麺の硬さに不満を書く声がありました。
せたが屋の物語
せたが屋は、2000年10月に、世田谷の環七(環状七号線)沿いで始まりました。創業者の前島司さんは、1962年生まれで、高知県で育ちました。
- 当時の環七は、とんこつのラーメンの店が並ぶことから、「とんこつ街道」と呼ばれていました。前島さんは、好きだった喜多方ラーメンの淡麗な醤油に、魚介と平打ち麺の強さを重ねて、とんこつに挑みたかった、と話しています
- 最初の店は、うまくいきませんでした。前島さんは、いったん店を閉めて、独学でラーメンを学び直しました。10年かけて、独学でラーメン作りを学びました。そして、地元の人に愛されるように、「せたが屋」という名前にした、と話しています
- スープの鰹節には、地元の高知の宗田鰹を使うことにこだわった、と話しています。2001年には、昼の営業を塩専門の「ひるがお」にしました
- 2007年にニューヨークに進み、翌年には、New York magazineの「Best of New York」のレストラン部門を受賞しました。前島さんは、「ミスターラーメン」の愛称でも知られています
- 2015年には、グループの自社製麺所を設立しました。ブランドごとに小麦の配合を変えて、温度や熟成の時間を管理しています
前島さんの言葉に、「発酵なくしてラーメンなし」があります。しょうゆも、麺も、メンマも発酵していて、特にスープは、寝かせると微生物の働きで、旨みや香りが出る。だから、同じ材料と同じレシピでつくっても、同じ味にならない。ラーメンは発酵の塊だ、という考えです。
環七で始まったせたが屋は、いま羽田空港で、24時間、出発前や到着後の人にラーメンを出しています。羽田の鶏塩ラーメンが、環七の本店の煮干しの醤油ラーメンと同じスープかどうかは、確かめていません。
行く前に確かめること
- 営業中かどうか:24時間営業ですが、メンテナンスなどで一時的に閉まることがあります
- 価格とメニュー:筆者が食べたときの鶏塩ラーメンは1,300円でした。値段は変わることがあります
- 現金で払えるか:筆者が行ったときは、現金で払えました。支払い方法は、券売機の表示で確かめてください
羽田空港 第3ターミナルの飲食店は「羽田空港 第3ターミナル4階 江戸小路の飲食店一覧」に、食事の様子は「羽田空港 第3ターミナルの食事」にまとめました。
営業時間、価格、休業の予定は、変わることがあります。行く前に、空港の公式サイトと、せたが屋のサイトで、最新の案内を確かめてください。
















